2025年11月24日

大河ドラマって何なのだ?

 写楽について、NHK大河ドラマの設定に文句をつけている人がいるが、小説にも歴史小説と時代小説があるが、大河ドラマはどちらなのか。もちろん時代小説でも史実にそぐわないものは批判を受けるかもしれないが、好評価を受けるものもある。つまるところ、NHKの大河ドラマはどの路線で行くかの問題なのではないか。
 かつて年末になると忠臣蔵がオールキャストで放映されていた。当時の人気俳優が配役されるだけでストーリィはほとんど変わらない。実につまらなく、私は見るのを止めた記憶がある。今回の写楽についても斎藤十郎兵衛に間違いないとおっしゃるが、批判をされた方以外の文面を調べると、有力だとか、言われているといった不確定要素が残った書き方をされているのがほとんどだ。それなら、話の筋に矛盾がなければこんな考え方もできるのかと楽しんで見ればいいことではないのか。史実に忠実にとかおっしゃるが、その史実を書いた文書(多分)が100%正しい保証はない。私が時々問題にする「歴史の語り部」にしても数年の後にしゃべっている内容が変化していることがよくある。私が現在調べている郷土史の資料にしても人物名が幾通りにも書かれている場合もある。古文書や歴史書(古事記や漢書、後漢書の類)にしても100%史実が書かれているなどと誰が信じているのか。自分の目で見たことのみが事実で、伝聞はその程度のものだと割り切ることがドラマ・小説を楽しむ極意ではないか。こんなことで興味が薄らいだ方をかわいそうに思う。
 こんな批評にへこたれるな。べらぼうめ。
posted by 司馬懿太郎 at 13:24| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする