2025年03月03日

最初からその気のない相手

 最初から援助を打ち切るつもりの人間に、何を言ってもだめだと分かっている。ここは一歩下がってなどと無責任なコメントを出している素人解説者の意見など全く意味がない。要は、トランプが解任される4年後までヨーロッパや日本がどこまでウクライナを支援続けられるかが、今後の世界の流れを作る。この際、中国と手を組むのも一案である。
 トランプはロシアが北朝鮮の兵士を戦場に送ったり、自国の自治区の非白人のロシア人を戦場に送って死なせることなど、全く意に介していない。中国に対してあれほど強固に関税をかけるのもアジア人だからである。日本だっていつ裏切られるか、たまったものではない。差別主義者はそういうものだ。これまでの歴代アメリカ大統領は多少の差はあっても、極端な差別主義者はいなかった。トランプは違う。
 選挙の時、トランプ支持者の中に多くの黒人や中南米人がいたが、みごとに裏切られつつある。気が付くころには手遅れにならなければいいが。
posted by 司馬懿太郎 at 17:18| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする