2025年02月22日

本性丸出しのトランプ

 これだけの世界秩序を混乱させているトランプを米国民、特に民主党の連中は鳴りを潜めている。明らかに、中間選挙狙いとみえる。彼らもまた、世界秩序など関係ない。散々悪行をさせておいて世論を一気に自分たちの方へ向けようという腹のようだ。そのために被害を被るのはヨーロッパをはじめ小中国(しょうちゅうこく)ばかり。
 21世紀は、大国といえど世界を自分たちの思い通りにはさせないという世紀にしなくてはいけないのではないのか。アメリカに本部を置く国連では、その機能はもうない。小中国は拒否権などもたない新国際連合国の設立を目指してはどうか。この際問題になるのは、仲間内に出る裏切者。EUのハンガリーなど、除名のできる体制づくりが必要。
 まずはトランプの関税攻撃をかわすために、米国相手の貿易をすべて小中国相互に切り替える覚悟をすること。ロシアや北朝鮮に対して経済制裁を加えておきながら、なぜアメリカに対してそれができない。アメリカは「世界の警察」と言われた過去の栄光は、とっくにトランプが壊しているのに、ヨーロッパをはじめアジア・アフリカ・中南米諸国はその幻影にまだ惑わされている。
 
posted by 司馬懿太郎 at 13:19| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする