2024年11月10日

相撲を取らない横綱

 申し訳ないが、モンゴル人の横綱が生まれてから、横綱の休場が目につくようになったと思うのは私だけだろうか。統計を取ったわけではないが、大関にあれだけ厳しい条件をつけるわりに横綱に甘い基準というのは納得がいかない。
 相撲をとらない横綱に頼る大相撲とはいったい何なのか。寝そべって竹を食っている客寄せパンダと同じように見えるというのは言い過ぎか。
横綱にも、例えば二場所続けて休場の場合は、大関へ格下げにするとか、引退勧告をするぐらいの規則があってもいいのでは。取ってなんぼの世界とは違うのか。
 他のスポーツで、チャンピオンがあれだけ休場してタイトルを保持させるような例は皆無、特に「道」を求める日本武道の世界では切腹ものである。相撲はやっぱり、貴乃花がいうような相撲道ではないのか。残念。
posted by 司馬懿太郎 at 14:33| 正論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする