一番の理由は告発者の自殺である。せっかく百条委員会開催にこぎつけたのに、告発者が自殺というのは、彼の中に嘘が含まれていたのではないかという疑惑が残る。なぜなら、百条委員会ではどちらの側にも虚偽が許されないからである。もう一つはアンケート調査で実際に見たというのと聞いたという意見がごちゃ混ぜにされて報告されていることである。聞いたことがあるなど、まさに嘘デマの類で、これらをアンケート調査した側がちゃんと篩にかけたのかと、疑問点が残ることである。
ニュースで聞いていると車止めで歩くところを、なぜどけておかなかったのかと大声で怒鳴りつけたという報告があったが、ではその施設の連中がなぜ車止めのところまで迎えに出ていなかったのかという疑問である。来客には歩かせて、自分たちは玄関で待っているというこの構図が理解できない。確かに知事の対応のまずさがあったのだろうが、兵庫県はこれまで自民党系がずっと政権を担ってきた。そこに維新という新参者が入ってきて、それまで自民党系に合わせてきた職員が、どうも気に食わないと寄ってたかって知事いじめをしているのではないかと思えてくる。
私はかつて神戸市の公務員だったが、神戸はハイカラなイメージがあるが、非常に保守的な組織である。県も似たような傾向があるのでは。
百条委員会についても、その構成委員は本当に公正なメンバーなのか。彼らに嘘はないのか。自殺した告発者はあの森友問題で自殺した職員のように、知事ではない上からの指示があり、その板挟みで自殺に追い込まれたのではないのか、そんな疑問が払拭できない。
2024年08月31日
2024年08月27日
逃げるは恥
ある新聞の見出しに「逃げるは恥ではない」というものがあった。これが弱い人間を助ける言葉だと思っているなら、大きな勘違いだ。逃げるのは恥であり、卑怯である。最近の日本の道徳心の欠如は、この恥を忘れた人間が大きな顔をして、表舞台に出てくるからである。
記事の中身をくわしく読んだわけではないが、(読む気もなかったが)登校拒否の生徒を集めたり、犯罪者を更生させるために、元登校拒否の人間や元犯罪者の人間が活動している様子をTVなどでもよく報道される。彼らはその意味では立ち直った成功者ではあるが、そこに厄介になっている連中は居心地がいいからいるだけで、何も立ち直ったわけではない。勘違いしてはいけない。
「逃げるが勝ち」という言葉があるが、これは負けないために逃げるのであって、恥をさらけ出しているのである。その恥を見て相手が隙を見せたら、逆襲をかけて勝ちをとる。そこまで考えて「逃げて」いるのであって、逃げ隠れするためではない。
弱いあなた、「がんばらなくてもいいよ」とか「覚えなくてもいいよ」とか「逃げたらいいよ」といった甘い言葉を真に受けて、それにならってしまったら、あなたは一生、恥っさらしで終わってしまう。
記事の中身をくわしく読んだわけではないが、(読む気もなかったが)登校拒否の生徒を集めたり、犯罪者を更生させるために、元登校拒否の人間や元犯罪者の人間が活動している様子をTVなどでもよく報道される。彼らはその意味では立ち直った成功者ではあるが、そこに厄介になっている連中は居心地がいいからいるだけで、何も立ち直ったわけではない。勘違いしてはいけない。
「逃げるが勝ち」という言葉があるが、これは負けないために逃げるのであって、恥をさらけ出しているのである。その恥を見て相手が隙を見せたら、逆襲をかけて勝ちをとる。そこまで考えて「逃げて」いるのであって、逃げ隠れするためではない。
弱いあなた、「がんばらなくてもいいよ」とか「覚えなくてもいいよ」とか「逃げたらいいよ」といった甘い言葉を真に受けて、それにならってしまったら、あなたは一生、恥っさらしで終わってしまう。
まだ政権がとれるつもり
自民党の総裁選がスタートを切って、立候補予定者が次々と持論を述べているが、どの方もまだ自民党が政権をとれるつもり、つまり総理大臣になれるつもり(まあ、総選挙までは暫定総理は可能だが)の発言ばかりで、反省などしているとは思えない。
こんな政治家を作った責任は国民にあるのだから、仕方がないか。特に自民党支持者は、自分たちも甘い汁をすっているものだから、よほど痛い目に合わない限りかわりそうにない。結局、あっちにふらふら、こっちにふらふらしている風見鶏国民の浮動票次第という、ことになる。
自民党の上げ足を取るだけの立憲民主党では、政権交代など夢の夢である。維新の会や共産党と選挙協力を考えているような政党が、政権をとれるはずがない。取りたければ単独過半数を目ざすのみである。
こんな政治家を作った責任は国民にあるのだから、仕方がないか。特に自民党支持者は、自分たちも甘い汁をすっているものだから、よほど痛い目に合わない限りかわりそうにない。結局、あっちにふらふら、こっちにふらふらしている風見鶏国民の浮動票次第という、ことになる。
自民党の上げ足を取るだけの立憲民主党では、政権交代など夢の夢である。維新の会や共産党と選挙協力を考えているような政党が、政権をとれるはずがない。取りたければ単独過半数を目ざすのみである。