2023年08月25日

節目として一言

 プリゴジン死亡はやはり触れておくべき事件。誰の目にも暗殺としか思えない。事故ならプーチンはウクライナの仕業だと利用するところを、今回は事故のように述べている。さすがに自分にやましいところがあって、一段階下げた発言が「事故」ではないかと。そもそも、ロシア国内でワグネルのトップがウクライナの暗殺にあったとすれば、ロシアの治安体制が崩壊していることになる。
 これで来年の大統領選挙は非常事態宣言でも出して、選挙をせずに大統領を継続する腹だと考えられる。最悪のシナリオは、ロシアの陰謀でアメリカ大統領選挙でもしトランブが当選でもすれば、おそらくウクライナに強引に停戦を迫り、プーチンに恩を売って大国のみの支配をもちかける恐れがでてくるということだ。そもそも、今の世界の不安定を作り出したのはトランプのナショナリズムであって、自分だけが儲かればいいという個人主義であり差別主義である。それをアメリカの半数近くが支持をした結果である。
 日米韓の首脳会議があったが日本は憲法を整え、自国の力で国を守る能力を持たなければいけない。
posted by 司馬懿太郎 at 12:47| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月21日

汚染水放出に関して

 地元漁連の理解が得られるかどうかが問題になってるようだが、論点に疑問がある。
 まず、地元漁連は放出される処理水に対して、政府や関係機関が言っているように安全であるということに関して、信用しているのかしていないのか。信用していないのであれば、どの点を信用していないのか。どうすれば信用できるのかを明確にする必要がある。専門家でないからわからないというなら経産省の報告を信用するしかない。
 安全だと認めるなら、承認は早くすべきである。地元の全漁連が反対では風評被害の元を作っているのは自分たち自身だからである。この手の問題が起こると、決まって補償金を獲得するためにあれこれと駆け引きをする。特に漁業関係はこれまでにいくつも前例がある。
 結局、ALPS処理水に対して、科学的に認められないとする根拠があるなら徹底的に反対すればいい。
 私自身、放射性物質の半減期はセシウム137で30年、そもそも10年程度で解決を図ろうとする政府の方針そのものに疑問を感じる。現実的ではないかもしれないが、本当に国民の健康を考えるのなら100年間は汚染地区の使用を禁止し、日本中の公用地を該当区域の住民に割り当て移住してもらうことが最善の処置だと考えている。そうすれば、汚染水の希釈などせず、逆に濃縮して安全に保管し半減期による放射能の減少を見守るべきではなかったのか。薄めればいいという問題ではない。
 蛇足になるが、20年ほど前、ロシアの原子力潜水艦が沈没したことがあったがそのまま放置しているはずだ。いずれ周りが腐食し放射性物質が流れ出る可能性があると思うが、これなどはロシアは例のごとく何の責任も取る様子が見られない。これとか北朝鮮が日本海に何発もミサイルを撃ち込んで回収したというニュースは聞いたことがない。燃料など有害物質が海水中に流れ出ている可能性も大いにあるが、これなどに中国は何の指摘もしない。
 
posted by 司馬懿太郎 at 17:16| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月11日

語り部、不用論

 広島や震災あとに「語り部」という、職業なのかボランティアなのかその位置づけはわからないが、人がいる。戦後78年経ったわけだから、その当時成人だったとすれば98歳以上となる。そのような高齢のひとがやっているとも思えないので、幼児体験だろうか。
 何度か広島で「語り部」の話を聞いたことがある。素直に疑問に思うのは、彼らはどのような資格があるのだろうかということである。よくCMの番組で「個人の意見です」という注が画面の隅にでる。「語り部」も個人の意見ではないのか。それは、何度か聞いていると、話しぶりが流ちょうになり、聞き手をうまく引き付ける技術が増しているように感じたからである。それはそうだろう。何度も話しているのだから。とすると、聞き手に合わせた、語り内容が変質していないかという心配である。「個人の意見」ではなく公の責任の上での「語り部」でなくてはいけないのではないのか。広島市の市長が責任を負うのか。どの担当者が責任を負うのか。どんな内容を話したか、チェックされているのか。特定の政党を支持していないのか。
 「語り部」の高齢問題を取り上げた記事もあった。今の時代、映像でいくらでも資料が保管でき視聴できる。個人の意見で歴史が歪められてはいけない。当時、戦争に加担したかのように団体や集団を批判する記事も時々見かけるが、当時は本当に日本のため、日本国民のためと信じて参戦した人々を悪く言うものではない。「勝てば官軍」日本が負けたから、世界の歴史は日本は「悪」として見られるが、大量虐殺をしたのはアメリカ側であって日本ではない。
posted by 司馬懿太郎 at 15:56| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする