政治家や官僚、報道機関が絶対に言わない、言えない一言をあえて、批判承知で書かせてもらう。
子供の数がただ増えればいいのか、よく考えてもらいたい。トンビがタカを生まない。子供は親を見て育つものである。少子化対策で一番大切なことは、優れた人材がこの日本で多く育つことである。
かなり以前の話で恐縮だが、生活保護を受けていた家族がいた。子供が10人近くいて、その子供たちが中学を卒業しても、親は子供たちを就職させなかった。生活保護の支給額が減るからである。当然親も仕事につかない。金が入るとパチンコに行き、行きつけの病院にいって診断書を書いてもらう。この病院で、ある時一人の男が入ってきて、看護婦に「今日、注射を1本打ってくれるか」と言い、それに看護婦が応対していた。医者を通さずに。おそらく毎度のことなのだろう。
家には、当時最新型のテレビが置いてあった。生活保護を食い物にしている連中がいたのだ。その後、その市では生活保護の認定はかなり厳しくなったが、この手の親がたくさんの子供を作っても、少子化対策にはならない。しかし、ここで親の判断を論じると、とたんに人権問題となり話が全く別の方向に進んでしまう。結局、避けて通った結果はろくでもない親の子供ばかりが増えてしまう。
本当に日本国のことを思い、自身は勉学にも努力し、健康面にも気を使い、道路にゴミをまき散らかすことなく、隣人とのコミュニケーションも健全な、そんな親の子供を増やさなければ意味がない。そういった大人が今の社会に減滅を感じて、子供を持つ意欲をなくしていることをどう解決するか、これが少子化対策の本筋ではないのか。
勇み足注意
いくら親子喧嘩や兄弟喧嘩をしても、親友との絆はそれらの絆に勝ることはできない。
ウクライナ国民がいくらロシアを罵ったとしても、同じ民族の絆を侮ってはいけない。日本や欧米が調子に乗ってウクライナとロシアの関係を切ろうと、ロシア批判を繰り返すとウクライナ国民の感情を逆なでする危険性があることを知るべきだ。
北朝鮮と韓国の関係も同様。韓国が北朝鮮をいくら批判してもいい。だからといって日本が同調して北朝鮮を批判すると、韓国国民の心の中には同じ民族の絆が目を覚まし、反日感情が高まることは確実である。それが人間というものだ。
残念ながら、日本の政治家の能力ははなはだ疑問符がつく。世論に問うと言うと聞こえがいいが、世論に合わせて安易なロシア、北朝鮮批判を繰り返し、ウクライナや韓国から寝首を掻かれないように。
ウクライナ国民がいくらロシアを罵ったとしても、同じ民族の絆を侮ってはいけない。日本や欧米が調子に乗ってウクライナとロシアの関係を切ろうと、ロシア批判を繰り返すとウクライナ国民の感情を逆なでする危険性があることを知るべきだ。
北朝鮮と韓国の関係も同様。韓国が北朝鮮をいくら批判してもいい。だからといって日本が同調して北朝鮮を批判すると、韓国国民の心の中には同じ民族の絆が目を覚まし、反日感情が高まることは確実である。それが人間というものだ。
残念ながら、日本の政治家の能力ははなはだ疑問符がつく。世論に問うと言うと聞こえがいいが、世論に合わせて安易なロシア、北朝鮮批判を繰り返し、ウクライナや韓国から寝首を掻かれないように。
2022年12月21日
制裁の発表に工夫はないのか
欧米がロシアに対して制裁を発表しているが、(報道でしかその内容は知りえないので、もし情報不足だとしたら勘弁願いたいが、)その制裁を解くのは「プーチンが大統領を辞任もしくは解任されて、ロシア軍が撤退し、ウクライナに略奪した領土をすべて返還」したときだと、なぜ明確にロシア国民に知らせないのか。
このように明確な基準を示した上で、ロシア国民の良識を促さないと、制裁だけが強調されてはロシア国民の反発をなくすことはできない。そして、これがプーチンの支持率を上げる結果となれば、元も子もない。もし、欧米諸国の代表がそのように発言しているとすれば゛、各報道機関は正確に報道する必要がある。煽るだけでは何の解決にもならない。
このように明確な基準を示した上で、ロシア国民の良識を促さないと、制裁だけが強調されてはロシア国民の反発をなくすことはできない。そして、これがプーチンの支持率を上げる結果となれば、元も子もない。もし、欧米諸国の代表がそのように発言しているとすれば゛、各報道機関は正確に報道する必要がある。煽るだけでは何の解決にもならない。