2021年10月03日

批判の対象が違う

 Yahoo J.の日刊ゲンダイによる小室家への批判に対するコメントを見たが、このコメントを書いた記者さんも皇室のとらえ方が間違っている。現憲法下で象徴天皇の下、皇室一家は世界で唯一人権が認められていない一家である。それを国民に寄りそう皇室にしようと宮内庁が画策したのだろうが、それは政治家と同じ憲法の都合の良い解釈であって、それに慣らされた国民やジャーナリストは今回の結婚問題についても、三面記事的な見方であれこれ議論や批判をしている。
 それを避けるためには、宮内庁は眞子さまを先に皇室離脱を宣言すべきではないのか。そうすれば一般国民と同様自由に結婚へ移行できる。皇室の中にいる内親王として小室さんを選んだために、その家族のスキャンダルについて批判するのは当然ではないのか。英国の王室と天皇家とは似ているが別物なのだから。コメントの言うような、皆祝福しろというのはお門違いもはなはだしい。皇室一家は親子、兄弟姉妹である前に憲法下で天皇家を存続させることが唯一絶対の使命なのだから。
 何度も言うが、そんな非人間的なことは許されないというなら、即刻憲法を変えて人間天皇を復活させるべきなのだ。
posted by 司馬懿太郎 at 11:56| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする