アメリカでバン生活者が増え、関心のある人が50%を超えるという報道があった。最初に浮かんだのは水道はどうしているのか。トイレはどうしているのか。ということだ。バン生活者専用のターミナルのようなものが完備しているのならいい。しかし、公衆トイレを使ったり路上の水道を使ったりしているのなら、これは水泥棒であり、トイレ泥棒である。日本でも以前、電気泥棒という言葉があった。家屋の外にあるコンセントを無断で使うというものだ。同様に図書館や公民館のコンセント利用もそうだ。この番組に出ていた女性は出たごみを路上のごみ箱に放り込んでいた。すべてがこの調子ではないのか。我々はゴミ捨てにも税金を払っている。この女性はコロナがひどくなれば安全なところへすぐに移れるのでバン生活は最高だといったことも述べている。こんな連中が増えれば確実に国は亡びる。
私たちは地域社会の中で隣人と良くも悪くも共同生活をすることで社会を構成している。当然、この女性は地域活動など全く参加せず、自分の生活のことだけを考えて生きているのだろう。社会から多大な恩恵を受けていることを理解もせずに。
責める相手が違う
感染防止のためにGO TO キャンペーン停止をという声に、首相が考えていないという返答。これをマスコミは突っついているが責める相手が違う。もちろん総理大臣が国家権力のトップには違いないが、そこは派閥のトップではない男が総理大臣になった限界。そもそもこんな時期にGO TO キャンペーンを実施した張本人を思い出してみよう。それは全国旅行業協会会長だろう。今は世論から逃げるために影を潜めているが、この男のバックアップで総理大臣になった者がやめますなどと言えるわけがない。叩くのは幹事長。マスコミは彼にGO TO キャンペーンの停止を言わせることが一番だと考えないのか。よく見る「ひるおび」、「スクランブル」、「ten」にはそこに期待したい。