2020年05月27日

京アニ放火殺人の容疑者逮捕をうけて

容疑者に対しては死刑は確定したようなものなので、これについては述べない。
私が問題視するのは、このような素人が犯した事件で36人もの死者がでた設備について、管理者の管理責任は問われないのかという点だ。何も罪のない人間に罪をかぶせるのではない。世界的に有名な会社なら、それ相当の利益を上げていたはずだ。それなら従業者に対して安全な職場を提供する責任があるはずだ。法的にスプリンクラーの設置義務はなかったからといって、これだけの犠牲者がでた原因は過密、非常口の不備にあることは明白である。あまりにもファンが犠牲者を悼むあまり容疑者に対する怒りばかりが報道され、その中で管理者の責任が全く追及されないマスコミの姿勢はどうなのか伺いたい。報道によると現場はすでに解体され更地になっている模様。現場検証、とくに管理責任を問うための現場検証はきちっとされたのだろうか。責任追及がされたという報道は聞かない。私が犠牲者の家族なら、必ず京アニ経営者に対して賠償請求の裁判を起こすつもりだ。
posted by 司馬懿太郎 at 11:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

学校再開に向けて

各都道府県、市町村で学校再開の案が出されつつあるが、週に2回とか、生徒数を20人以下におさえてといった程度の案が出るようでは大した成果は期待できない。2か月、ひょつとすれば4か月程度の遅れをどう回復させるかの指針が示されていない。
能力別のクラス編成にすればこれらの問題点の大方は解決するが、この方針を政府や教育委員会が出せば、必ず教育の機会均等を害するとか差別教育だとかを唱える団体が現れるのが始末が悪い。それなのに入学試験を撤廃しろとか定期考査をやめろといった主張はそんな団体でもしない。世論の反対が怖いからだ。しかし、能力別といったとたんに世論はその機能を失う。自分の子が能力の低いクラスに入れられることの心配からである。通知表の5・4レベルの生徒なら週1回の授業で年間のカリキュラムは十分こなせる。1・2レベルの生徒は普通の授業時間を当てても到達は無理。3レベルの生徒を週3回、2つのグループに分けて集中授業すればなんとかおくれを取り戻せる可能性がある。
ともかく、ピンからキリまでいる生徒を単純にいくつかのグループにわけて分散授業をしたところで全くおくれを取り戻すことはできないと断言できる。
いちばんつまらない意見が、友達と話ができないとか学校生活が楽しめないとかいった理由。今回の休校で「いじめ」がストップして喜んでいる生徒がいることを考えたことがあるのか。通知表の1・2の生徒といったい何人の生徒が友だちとしているのか?せいぜい団体でしか活動できないクラブ活動の生徒たちは活動停止の影響は大きいくらいで、理科部だったら野外活動はし放題だし、陸上部ならランニングなどは十分できるし、今期から始まったプログラム学習ならインターネットでいくらでもできる。要は生徒自身が時間の大切さを自覚できればいいことだ。
それはそうとこの2か月間、各生徒の担任は何をしてきたかが大切で、家庭訪問や電話訪問など一度もしていない者がいるとすれば、そんな担任の授業など受ける価値は0。親も子供もそういったところをしっかり見ていかなければいけない。
posted by 司馬懿太郎 at 11:57| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月21日

インフルエンザ死亡者数

2018年のインフルエンザによる死亡者数は3325人という集計を見た。新型コロナによる死亡者数は現在、777人。ひょっとしたらインフルエンザの方が怖いのではと思うのは私だけか?今回を教訓にすべてのウィルス対策は本気でやらないと。
なぜ専門家といわれる連中は未然に対策を講じようとしないのか。仕事がなくなるからかと勘繰りたくなる。
posted by 司馬懿太郎 at 16:49| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする