NHKの番組で女性が、ロー法王は買い物にも行くし法衣のままでみんなと食事をする、つまり普通の生活をする人だと強調していた。そんな人が法王だから立派だとでも言いたいのだろうか。それは違うだろう。ローマ法王のような特別な立場になれば、何も普通の人と同じである必要はない。特別な立場の人間はそれに見合った結果を出すことが求められる。普通の人間と全く違っていいのだ。
要は、法王は核廃絶が完了した段階で彼の評価が下されるのであって、演説をしたとか天皇と会ったとか、そんな行動は何の価値もない。世の中の特別な立場に立っている人間は、それぞれの立場の役割を果たすことでその評価がされるもので、普通の人間と同じ必要はまったくない。
2019年11月24日
ローマ法王
ローマ法王が来日しているが、先日の報道番組で杉村氏が核廃絶を訴えるなら「北朝鮮で言ってほしい」旨の発言をしていた。私もまったく同感である。オバマ大統領が広島を訪問したのは意味があった。核保有国の大統領だったからである。今回、核廃絶を訴えるローマ法王が世界で一番核廃絶を訴える広島・長崎を訪問して何の意味があるというのか?支持者の前で選挙活動をしている政治家並みだ。同じ報道番組で解説者の女性が「訪問の目的は信者獲得では」と繰り返していた。これにも同感だ。
核保有国のうちキリスト教が主な宗教であるアメリカ、ロシア、イギリス、フランスに核廃絶をさせてから来いといいたい。中国、インド、パキスタン、北朝鮮で訴えてから来いといいたい。安全な日本で訴えても世界には響かない。
核保有国のうちキリスト教が主な宗教であるアメリカ、ロシア、イギリス、フランスに核廃絶をさせてから来いといいたい。中国、インド、パキスタン、北朝鮮で訴えてから来いといいたい。安全な日本で訴えても世界には響かない。
2019年11月22日
パワハラの定義も結構だけれど
厚生労働省がパワハラの定義を六つの類型に分けた。これはこれで結構なことだが、パワハラに至る動機について検討はされたのだろうか。上司がいくら注意しても勤務態度を直さない。指導者がいくら注意しても言葉遣いや練習態度を直さない。注意すればパワハラだといい、無視すればモラハラだという。こういう輩を例えばLazy harassmentとか言って対抗策も厚生労働省には考えてもらわないと日本の労働界は危機に陥る。
以前、同和立法で同和地区の差別解消が行われた。私の近くにある同和地区はしばらくしてその援助を辞退した。差別意識が解消したからだろう。ところが何年たっても変化せず特別措置法の延長までなされた。地域格差はあるだろうが、中には高級電化製品を家中におき、仕事もせず、まわりの一般家庭よりはるかに贅沢な暮らしをし、逆差別と思える行為をしていた連中もいた。
何事も一面から見ると、一方が悪く他方は良く判断されるが本当にそうだろうか?
以前、同和立法で同和地区の差別解消が行われた。私の近くにある同和地区はしばらくしてその援助を辞退した。差別意識が解消したからだろう。ところが何年たっても変化せず特別措置法の延長までなされた。地域格差はあるだろうが、中には高級電化製品を家中におき、仕事もせず、まわりの一般家庭よりはるかに贅沢な暮らしをし、逆差別と思える行為をしていた連中もいた。
何事も一面から見ると、一方が悪く他方は良く判断されるが本当にそうだろうか?