ついに出た日米安保破棄

　正式なコメントではないにしろ、日米安保条約破棄という言葉。これまで絶対に言葉にしてはいけなかったことを、間の抜けた大統領だから漏らしたのだと思う。何が不公平だ。これまで日本のために米軍は何をした。少なくとも日本は巨額の金を米軍のために出資した。米兵が命を落としたのは彼らが別の国と戦争した結果であり、日本の国を守ろうとして落とした命ではない。確かに抑止としての効果はあったかもしれないが、その分日本の軍備の抑止でもあった。それがわかっているから過去の大統領は決して口にしなかった。日本は共産諸国に対するアメリカの盾だった。今でもそうなのだが、その役割より金に目がいっている大統領だからこのような発言？(意図)が現れてきた。
　もし、来年大統領が再選されるようなことがあれば、日本は本気で憲法改正と条約の見直し、周辺諸国との付き合い方を本気で検討すべきだと思える。条約破棄、結構ではないか。ロシアは日本と平和条約を結びたがっているのだから検討すればいい。中国だって日本と戦争などしたくないだろう。
　「大統領と首相が仲がいい」これなど日本にとってどれだけの価値があるというのか。個人のつきあいと国のつきあいは別物だ。だから外交がある。昔から言われている「アメリカのポチ」ではなく、隙をみせたら噛みつく犬でないと一国はまかせられない。

器が知れる

　今回の参院選の焦点は「憲法改正」だ？何を馬鹿なことを言っているのだ。足りない年金問題にきまっているではないか。そもそも年金問題は戦後何十年と続いた制度の歪みから生じた問題で、早急に対策を立てなければいけない課題なのに、かつての悪夢か何か知らないが、なんと器の小さい首相だろうか。国民のことではなく自分の保身が優先か？
　野党もこの年金問題を自民党の責任だと選挙で戦おうとするなら、確実にそのしっぺ返しをくらうことになる。現在の機構の問題点を明らかにし、改革案を提示して、その上で支持を得る段階を踏むべきだ。まあ、それができないから支持層が増えないで、風ばかり当てにしている野党なのだが。
　選ぶべき候補者がいない国民の悲しさを思い知れ。本当に、現在立候補予定者を見てがっかりしている。「司馬懿太郎」と書こうかと本気で思いつつある。

オレオレ詐欺対策

　テレビを見ると総理自らが、「巧妙化するオレオレ詐欺に対する防止策として～」どこかの会合で述べていたが、あるサイトの記事を見ると「詐欺罪における刑罰には罰金刑がありません。詐欺罪で起訴され有罪判決を受けると10年以下の懲役刑となります。詐欺罪はそれだけ重い犯罪と考えられているのです。」と書かれている。この刑罰のどこが重いのか？
　詐欺の被害者の救済は取られた金を取り戻すことだろう。それなのに罰金刑はない。こんな間抜けた刑法を作ったやつの顔がみたい。
　「詐欺罪における刑罰は被害額の２倍の罰金刑、または30年以上の懲役刑」これぐらいならバカバカしくて詐欺などしなくなる。
　日本の刑法は裁判官、弁護士、警察官の仕事をなくさないために、犯罪者を減らさないことを目的としたものにしか見えない。
　対策、対策と国民をつまらない事に目を向けさせず、犯罪者が立ち直れないくらいに厳しい刑罰を課せろ！！！
　さらに付け加えると、被害者が途方に暮れて自殺でもしたら殺人罪も適用するぐらいの裁判判断をすべきだ。江戸時代の大岡裁きの方が、よほど血の通った裁きだ。