お隣の韓国を筆頭に、日本の政治家も世論で政治を行うことが正論なのか?それなら間接民主主義を否定することにならないのか?学校では人口が多くなりすぎたため国民の代表が選挙で選ばれ、代議制で政治が行われるような説明を受けた記憶がある。そうだろうか?
これだけコンピュータが発達した現在、瞬時に国民全員の集計を取ることなど簡単にできるはずだ。しかし、国民全員の意見が知れて多数決で政治が行われたとすると、こんな危険なことは絶対に避けなければならない。投票所にすら面倒だと行かない連中が、自宅で、あるいはスマホでキーをポンと叩くだけで政治に参加されたらとんでもないことになる。「清き一票」と言われた時代があったが一票の価値はその人の人格で決まる。他人の家の前に毎日のようにタバコの吸い殻を捨てていく男が、私と同じ一票だと信じたくない。人の価値を何で測るかは難しいが、よく有識者という言葉が使われるが、明らかにその辺にいる町のおじちゃんやおばちゃんと区別しているではないか。それがどちらも選挙では同じ一票の価値しかない、これが真の平等なのだろうか?世論を悪く言えば烏合の衆の意見。韓国などまさに烏合の衆が三権を動かしている。
最近では、良くも悪くも世論で動かされなかった政治家は元大阪府知事、元大阪市長の橋本氏しか知らない。